税理士で開業する時の戦略は主に二つある

フリーランスには様々な職種がありますが、税理士で独立開業するという人もいます。税金の専門家であり、一般的には中小企業の税務顧問となって確定申告の代行をしたり、税務監査の対応を行ったり、日常の記帳を含めて決算書の作成を請け負ったりすることが業務の中心となります。

税理士として独立して食べていくための目標設定方法は大きく分けると二つです。一つが、数多くの企業の税務顧問となって毎月入ってくる顧問料で生活に必要な収入を得るということです。現在は報酬に関して法的な制限はありませんし、企業の規模によって顧問料は変動しますので一概に何社ということは難しいですが、例えば中小企業10社の顧問契約を締結するとい
った目標の設定の仕方があります。

もう一つの目標設定方法は、スポット契約の件数の数、年間何件の相談に乗るという設定の仕方です。この方法で事業を成り立たせていくためには、他の同業者との違いを際立たせるという戦略を考える必要があるでしょう。税の分野にも税法の違いによって個人を対象とした所得税、法人を対象とする法人税、資産移転を対象とした贈与税や相続税等いろいろな分野があります。

その中のどの分野で勝負するか、さらには、例えば相続の分野でも特に土地の有効活用は負けないといった得意分野を作ることによって、スポットの契約の件数は伸びていくと言われています。まずは、どんなタイプの税理士になるかという戦略が必要です。

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