税理士で独立の前後のギャップは大きい

税理士も独立開業すればフリーランスの一員、一国一城の主で、会社員のように上司に気を使う必要はありません。主に中小企業の税務顧問になって毎月顧問料をもらっていくのが一般的な仕事のやり方ですが、上手くいけば年間数千万円の売り上げも夢ではない仕事です。数人の事務員を雇って事務所の所長になるわけです。

最近では競争が激しくなっているため抜きんでるには相当な努力が必要ですし、独立開業したから楽に生計を立てることができるというわけではありません。それでも独立に向いている仕事だと言われています。また、社会的にも国家資格を持つ個人ということで一目置かれる存在になるでしょう。

税理士として独立する前は、会計事務所の事務員として働いて士業としての登録要件である実務経験を満たすと同時に資格試験の合格を目指すというのが一般的なパターンです。決算期などは仕事はかなりハードになりますし、資格試験も相当な難関試験で試験勉強も過酷です。その上、給料はそんなに高くないのが普通です。

独立前と独立後の収入や生活、社会的な立場のギャップは大きく、独立後を夢見て必死にその時期を耐えるというのがよくある独立前の姿なのです。独立前の修行時期と独立後の一国一城の主というギャップは、どの職種のフリーランスでも少なからずあることですが、税理士の世界も例にもれず大きなギャップがありますので、独立前の時期をいかに耐えぬいて夢をつかむかが大切です。

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